【R6_総】幡ヶ谷、代々木の防災倉庫や、渋谷インクルーシブシティセンター<アイリス>を視察 〜R6総務委員会管内視察
(6/19初稿、7/18更新)
総務委員会では、総務部や危機管理部が所管している区内の公共施設を毎年視察しています。
今年は以下4施設を、委員全員で視察しました。
・住民自主管理施設(幡ヶ谷三丁目施設) =6/19
・防災備蓄倉庫(幡ヶ谷保健相談所) =6/19
・防災備蓄倉庫(地域交流センター代々木の杜) =6/19
・渋谷インクルーシブシティセンター<アイリス> =7/11
住民自主管理施設(幡ヶ谷三丁目施設)の視察では、視察管理や利便性の面から
・劣化している壁紙の補修や湿度の管理を適切に
・階段が急なので同じ建物内で隣接している保健センターのエレベーターを使えるよう
という要望があがりました。
また、最近地域のNPOがこの施設を利用して居場所として開放している例があることから
・地域の団体が活用する事例として横展開を
との意見があがりました。
防災備蓄倉庫の視察では、カーテンがなく直射日光が入る状態になっている部屋について備蓄品が劣化しないかとの指摘(→区は課題と認識し対応検討と回答)や、代々木の杜で体育館の2階ギャラリーに積まれた備蓄品について「地震で崩れないか」「人が階段で荷下ろしするには安全性に問題がある」との指摘(→区は安全確保に向けて検討と回答)がありました。
また、「地元の避難所運営委員会の方々と備蓄品の使用訓練を行うよう」意見がありました(区は、現時点では避難所受付訓練に留まっているが、今後備蓄品の点検まで行うよう努力すると回答)。
渋谷インクルーシブシティセンター<アイリス>は、渋谷区文化総合センター大和田の9階。4月1日の条例改正に伴い「渋谷区男女平等・ダイバーシティセンター<アイリス>」から名称と役割が変わった施設です。
これまでは主に、女性や性的少数者の権利を守るための活動をしてきましたが、これからは、それに加えて障がい者、子ども、高齢者、外国由来の方を含む、すべての人の人権を守り、差別をなくすための活動を行なっていきます。
業務の守備範囲が大きく広がるため、事務室の拡大工事が7月から9月にかけて行われます(その影響でこれまで使われていた「和室」が廃止されました。引き続き畳を使いたい利用団体に対しては「折りたたみの畳」を無料で貸し出します)。
委員からは、「センシティブな個人情報を扱う業務がより増えるため、セキュリティ区画を考慮して部屋を配置するよう」との意見や、「包括的な人権尊重へ業務が拡大したのだから、事務室だけでなく相談員や相談室を拡大するために施設を広げていってほしい」との意見があがりました(区は、条例改正後、庁内全体で体制やロードマップを整理検討していると回答)。